フリーランスから会社員になった人向けの予定納税対応方法
経緯
昨年の夏頃だったでしょうか。 税務署から昨年度分の予定納税のお知らせが来ました。
1期分、2期分として所得税を前払いしろというものです。 僕は一昨年までフリーランスだったんですが、昨年1月からサラリーマンになったんですよね。 つまり、昨年分のお給料から所得税は引かれているはずな状態だったのです。
それが、予定納税?? むむむっとなりました。 2重取りってことですか!?
国税庁のサイトを見てもそういうケースについてあまり具体的に明記してあるわけでもないのでまじで焦りました。 No.2040 予定納税|所得税|国税庁
で、確認したところ2パターンで2重に払うことを阻止できることがわかりました。
取り戻せ予定納税
1.確定申告書を用いて還付申請
こちら、既に予定納税をしてしまった人向けの対応で、税務署で確定申告書を提出します。 僕も4月上旬にこれをしてきました。
※確定申告は通常年度末(2,3月)あたりですが、それが過ぎても還付申請はOKとのこと。 年度末は混んでいるので、時期を外していくのがよいかと。
税務署に持っていく物
- 会社でもらった予定納税した年の源泉徴収票。
- 予定納税後に送られてくる領収書のハガキ。
- マイナンバー番号(e-taxの場合、あるとよいっぽい。なくても別に問題なかったです。)
- 予定納税通知書(領収書のハガキがなかったら持っていったほうが良いかも。)
- 判子(なくても問題なかったです。あったらe-taxじゃなくて紙で書くことになってたのかな…)
手順
- 税務署に行って窓口で「所得税の還付申請をしたい」といいます。
- 職員の方とe-taxで源泉徴収票の内容を入力していきます。
- 源泉徴収票と領収書や予定納税通知書を見せて「会社員で給与から所得税払っているのに予定納税しちゃってる」といいます。
- 職員の方が予定納税済みかどうかの裏取りをしてくれます。
- 予定納税してしまった金額をe-taxの後半で入力し、還付先の銀行口座番号を入力します。
- 5まで行うと確定申告書が印刷され、源泉徴収票を添付した状態で窓口に提出です。
これで完了です。 あとは口座に振り込まれるのを待つのみ。
2.予定納税の紙が来たら、減額申請
国税庁のサイトに書いてありますけどね、、、よく分からぬ。 こちら試してないんですが、予定納税の支払日(or 引き落とし日)までに もうフリーランスじゃないよ!予定納税しなくていいよね! っていう申請をすることでしなくてよいというやつです。 とりあえず税務署に行ってみればよいのかな。
所感
今年も予定納税の通知が来たら減額申請かな!後追いでやるの面倒だし。 それにしても手続きを行わないと損するだけのシステムきついなあ。